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映画デートとトロい二人



宇宙に行っていたので浦島太郎です。

「お待たせ〜♪」と「寒〜い><」を同時に言いながら、コンビニで温かいドリンクとおやつを仕込んで幹線道路に止まったHさんの車に滑り込んだ途端、そのまま直進スタート。
行き先、教えてもらってないし、私もあえて聞かない。
でも、見当も全くつかない。
どこに行くのかな? しばらく走ってから、あ、やっぱり左折。
環八を南下するみたい。また横浜? そりゃ違うよね?

それにしても週末の夕方、このイライラ渋滞タイムに、いったいどこ目指しているんだろ?
あ、東名乗るの? ますます謎。
知りたいけどこのナゾナゾ状況を楽しみたいから絶対に自分から聞かないっ!
何しろ聞いたら負け!な雰囲気が漂ってきた。

お互いの直近の出来事やらiPadやら為替の話などなどしているうちに、車は青葉台で降り、住宅と町工場の街の中をクネクネする。
Hさんはナビ見てないフリが上手い。だから路を知ってて走ってるのか、ナビにくっついて走っているのかもイマイチ分からない。

それにしても、こんなとこ何もないよ!? そろそろ目的地知りたい〜!
かなりウズウズなんだけど〜!



ついに負けた…。

ねぇ、どこ行くのか聞いてなくない?

うん、聞かれなかったしね

それも楽しくていいんだけどさ

へへ、でも、聞きたくて我慢できないんでしょ?

う、うん、ちょっとね


なぜかこんなことですごーい敗北感。今日もメンタルで負けたっていうか、遊ばれている感がひしひし…。

いやぁ、アバターを3Dで見たくてさ


ポカ〜ン (?_?)


一瞬、頭の中でグルグル考えた。なに?アバターって? Yahoo!とかのアバター? それが3Dなの?
でも、そんな趣味あったっけ?

横浜ララポートってトコの映画館なら見られるみたいだからさ

はっっ!!! 映画なの? そーいえば、そんな感じのタイトルだけは小耳に挟んだことあるかも?
とはいってもさっぱり分からないから遠回しに情報収集する。

ふ、ふぅ〜ん、で3Dってどんなの?

3Dは3Dだよ、立体! わかる?

そりゃわかるけど、だから、どんな3Dなの?

いや…、実は俺も初めてだからよくわからない…。だから来た!

ぷぷっ、なーんだ♪ 私も初めてだから一緒だね♪


それにしても、映画に行くってことと、タイトルと3Dだってことはわかったけど、
それって邦画?洋画? どっち?
これ聞いたら小馬鹿にされることが目に見えていたので、またまた我慢する。
見れば分かることだし。第一、高速乗って見に行く映画ってどんなよ〜?

カーナビ的には目的地に近付いているらしいのに、周りの景色は一向にそれらしくないね、なんて話していたら、ぎょぎよ、目の前にいきなり巨大なパーキング。
大きすぎて施設全貌が見えない!

横浜ララポート、広いね〜! すごいね〜!(これ以上の発言は自己規制します。一応、元市民だし)

はいはい、わかりました。
家に帰ってからググっら、話題のハリウッド映画だったのね。やっぱり「邦画?」とか聞かなくてよかった!

てなかんじの前フリだったんだけど、映画を観終わった後のHさんがなぜか憮然としてる。


あのさぁ…、3D、見えた?

ん? (当たり前じゃーん!)見えたょ?

レンズにシャーシャーって横線が映らなかった?

なにそれ?

俺…、ちっとも3Dに見えなかったんだけど…


はぁ? (ナニ言ってるの、この人?)


なんとHさんの借りたメガネは電池切れで役立たず、ただのブレブレ映画なっちゃっていたらしい。
最初から終わりまで、映像だけじゃなく字幕までダブっていたそうだ。

でもそれってさ、いくら初めてでも、普通は『あれ? おかしい?』って気がつくじゃん?
せめて隣りに座っている私に聞けばいいじゃん?
なんでメガネ不良→交換ってならないわけ?

いつも私のことを「落ち着きがない」とか「多動症」って笑って、ベッドでまったりしている時もジッとできない私に「ここからここまでは動いてよし!それ以上動くな」なんて命令するし(萌)、映画が始まる前も「あむちゃん、映画の間はちゃんと座ってられるの? 飽きても走り回っちゃダメだよ!」なんてからかっていた罰が当たったね!

Hさんは観賞料金を返してもらっても気が収まらないみたいで招待券までもらっていたけど(ちっちぇ…)、まぁ、あの移動距離とコスト考えると気持ちは分からなくないか…。

私にしてみれば案外トロいHさんを発見しちゃって笑いが止まらない。かわいいひと!

オマケに青葉台より、帰り道の新横浜から第三京浜ルートのほうが絶対近いじゃん!ってオチつきw



巣立ち


私たちの子どもが巣立った。籍は、クライアントの子どもだけど、私たちにとっては我が子同様。

生まれる前から扱いの難しい子だってわかっていたけど、半年かけてそれなりに、世の中の皆さんにかわいがってもらえるよう、役に立つよう育てたつもり。
ベビーシッターのおにいさん(クライアント)も頑張ってくれた。

途中、やかましい親戚のおじさん(スポンサー)や、うるさい近所のおじさん(ご意見番)から、私たちのしつけ方針にいろいろと口出しされて大変だったけど、譲れないところは譲れない。

途中、ドブにおっこちたり、骨折したり、不良グループに絡まれたり、彼と教育方針を巡ってバトルを繰り広げたり大変だったけど、全てこの子のために必要なことだった。

もちろん理想論で世の中を渡っていけるわけじゃないから、不本意ながら「大人の事情」や「政治的な判断」も教え込まざるを得なかったけど。

あとは本人次第だ。
みんなに愛されて必要とされる存在に成長するよう願っている。

というわけで、物理的時間と体力気力の限界に挑戦するような子育ても終わり、飲み会、女子会などなど、お誘い待ってまーす♪

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